映画っぽい字幕のつけ方1 ~文字数、句読点、文字量~ | Vook(ヴック)
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映画っぽい字幕をつける時のポイント
(字幕翻訳会社のブログなので最後は宣伝入ってる)
こちらは動画。
上の2つからだと
1)1秒に表示できる時間
・英語→1秒10-12文字(サイトによってばらつきあり)
・日本語→1秒4文字
※日本語のバリアフリー字幕だと1秒当たり5~7文字
(日本語の作品につけられた日本語の字幕)
ただしこれはあくまでも基本で実際にはこれより多く字数が表示される場合があるらしい。
2)レビュー時にも訳文が長くならないようにチェックする
特に英語→日本語にする時は長くなりがちなので注意とのこと
3)字幕1枚についての文字の量
基本は(コンテンツ先によって多少変動あり)
日本語字幕の場合、横字幕「13~16文字×2行」 縦字幕「11~13文字×2行」
英語字幕の場合、「40キャラクター×2行」
ただ、引用元に
半角の文字・記号・スペースは0.5字として字幅にカウントします
とあるのがあって「半角の文字が0.5字扱いなら半角で全部書けば1行で最大80字いけるってこと?んなばかな」となりましたが。
あとTED(さまざまなジャンルの有名人がプレゼンする番組)の翻訳のガイドライン。
ここはボランティアが登録して翻訳をするみたいだけど、一応細かいガイドラインがあるみたい。↓(下のリンクは日英翻訳の場合)
英語字幕のルールは以下。
- 1秒あたり21文字/秒を超えない
- 1行あたり42文字を超えない
- 1枚の字幕には最大2行
- 発話を100ミリ秒(0.1秒)以上先行しない
他にも細かいことが色々書いてあるので、もうちょい詳しく調べてみたい時はリンク先が参考になりそうかな。
(なお、日本語字幕のガイドラインは上のページの下の方にリンクがあった。
英→日翻訳をしたいときにはこっちも見た方がいいかな?)
TED 日本語字幕の表記ガイドライン - TED Translators Wiki
今あげた関連ページには他にも字幕の付け方注意点があったので必要になったらまた追記か別のページにまとめようかな。
他参考になりそうなの